じょにおは楽しく暮らしたい

とにかくみんなで楽しく暮らしたいねん!!って感じでいろいろ書いてます(^^)

【主夫への道のり】設計事務所勤務から主夫へ その1

建築・開発 半端ないプレッシャーの世界

じょにおです。

 

みなさん、いろいろな思いで仕事をしているんじゃないでしょうか。

楽しい・ツライ・しんどい・やる気マンマン・おもしろいなど。

 

僕は建築業界で直近の約11年間で2つの会社に勤めました。

1つめは建築設計事務所で、CADもほぼ触った事がない初心者の僕を雇ってくれました。

建築設計事務所といっても僕が携わっていた事は開発図面の作成や申請、それに伴う行政との協議でした。

開発というのは土木系で、下水の流量計算をしてどれくらいの土管が必要で、どれくらいのマンホールが必要なのか計算して図面を作成したり、道路の幅はどれくらい必要でどのような断面の道路にしてどれくらいの距離が必要かとか。

盛土や切土がどれくらい必要なのか、擁壁はどのくらいの規模の物がいるのかなどの造成図面もたくさん書きました。

 

申請や協議先は市役所・府庁・県庁・土木事務所等で、図面や書類を作成して申請図書として提出し協議をする。

協議をするといっても協議先は一つの市で10課以上の時もありましたが、じっくり協議をするのはだいたい4~5課程度といったところ。

ただ同じ市役所内にそれぞれの課があればいいのに、市によっては車で移動しないといけなかったり、それを往復することもありました。

段取りよく準備しておけばいいのですが、突発的な事があったりでとても大変でしたが仕事自体は好きでした。

 

しんどい事もたくさんありました。

中でも一番は社長の瞬間湯沸かし器的にものすごい口の悪さで怒ってくることで、この人以上に口悪い人はいないんじゃないかってくらいな人でした。

一度怒るとあっという間に1時間くらい経過するし、途中から何に対して怒られてるのかわからなくなくらい過去の事まで引っ張り出してきて怒ります。

今思えばそれだけ言ってくれてたのは仕事に対して真剣で全力で取り組んでいたからやと思うし、色々な取引先とのやり取りもあったからやと思います。

 

 

心身がやばい

そんな僕が会社を辞めたのは2017年6月のことで、まったく円満ではない辞め方になりました。

ある日の夕方に取引先との打ち合わせから帰ってきたら社長が待っていて、顔を見ると明らかに怒っていたのです。

少ししてから話が始まりだんだんと怒り間もなく本気モードになっていき、その時の僕の精神状態は怒りはじめた時からパンク寸前になっていました。

というのもそれまでの一週間ほど毎日怒られていたので毎日が辛く精神的に疲労困憊になっていました。

とくにしんどかった出来事は、事務所で小一時間怒られたあとの後輩と3人で昼ごはんに、近くのカレー屋さんにいくことになり歩いていったのですが、店まで10分くらいずっと怒られ罵られたまま店に着きカレーを食べたけど味がしない。

以前にはじめて食べた時は美味しかったのに、まったく味がしないくらい心が参っていました。

帰りもずっと怒られ、行きつけの喫茶店にいってもずっと怒られ・・・っていう事があり、そして・・・。

 

精神崩壊 失踪

話はある日の夕方に戻りまして、その時も2時間くらいは怒られたでしょうか。

その時に言われたある言葉で僕の精神は飛んでいってしまったのです。

「お前は人間失格じゃ!」

その言葉を聞いた瞬間、僕の心は崩壊して頭には人間失格という言葉だけが残り、その後に言われた事はまったく耳に入ってこず、ただひたすら怒られる時間がすぎるのを待ちました。

しばらくして怒られ終わり社長が帰り、後輩が帰り一人になった僕は自殺サイトを調べはじめたのです。

でもそこに書いていたのは自殺をすると皆が悲しむなど、自殺を止める事が書いてありたくさん読みました。

でもすでに精神崩壊状態だったので、

人間失格となりました、人間に戻ることが出来たら帰ります」

と、奥さんに連絡を入れてスマホの電源を切り出ていきました。

出ていったといっても行くあてはないので、とりあえず電車で大阪市内へ移動してひたすら歩いてどうしようか考え、ネットカフェで泊まったりマクドナルドで夜を明かしたり道端で寝たり。

仕事の事は頭の中から消していたのですごく楽しかったのを覚えています。

そして5日経過した日の朝にネットカフェでメールを見ていたら、嫁から子供たちの動画が送られているのに気づき、その動画を見た瞬間に家へ帰る事にしたのです。

 

その後・・・

帰宅後、崩壊した精神により自身がどのような状態になったのか、復帰までの道のりはどうだったのか。

その後については次回以降で記事にします。

ここまでありがとうございました。

 

じょにお