じょにおは楽しく暮らしたい

とにかくみんなで楽しく暮らしたいねん!!って感じでいろいろ書いてます(^^)

【主夫への道のり】設計事務所勤務から主夫へ その4

 

順調な日々

正社員として雇ってもらい無事試験にも合格し、2018年はいい気分でスタートする事ができて順調な日々を過ごしていました。

家から徒歩1分ということでご近所さんでもあるので、午前の仕事が終わったら家で昼ごはんを済ませて午後は戻ってまた仕事、やる気に満ちた順調な日々。

とくにトラブル無く建築についてわからないことは教えてもらい、建築や建築以外の分かっていることや前事務所での経験した事で周りのみんなが知らないことを伝えたり、いい関係が続いていたので本当に楽しい毎日でした。

所長と一緒にゴルフ練習場へ行ったり、所長のお子さんを妻が預かって一緒に遊びに行ったり。

会社は楽天市場にも出店しているところで、僕は市場の出店や配送にはほぼ関係していませんでしたば、当時パートさんが3人作業にあたっていて、和気あいあいと和やかな雰囲気で自分にとってとてもいい環境でした。

危機感

ある時パートさん以外の4人で打ち合わせをしたのですが、どうも楽天市場の売上が落ち込んできているということで、今後の継続に危機感が生まれてきました。

後日、全員で打ち合わせをした際に言われたのが、パートさんはしばらく午前中だけの勤務にしてくださいとの事。

嫌とは言えないパートさんは従うしかなく、しばらくその状態となるのですが長くは続かずに1人辞め2人辞め、とうとう3人とも辞めてしまい、会社は4人になりました。

楽天市場の売上はやっぱり落ちていっているので、配送の為の梱包作業は少なく3人が辞めても十分やっていけるくらいで、僕はその状況を見ながら図面作成や審査機関への書類提出や引取、現場調査や現場検査対応やらいろいろと忙しい。

しかし僕の作業は設計事務所側ばかりで工務店側の仕事は皆無に近い状態、役所への調査や現場調査をしてもなかなか仕事にならない日々、何か仕事を作らないと・・・と思っていたので、前事務所在職時にお世話になった色々な人達に連絡を入れて繋がりを復活させていきました。

しかし中々思う通りにはいかず仕事は増えていかなくてちょっと悩んでいたところに、うどん屋さんの新店舗改装設計施工の依頼が飛び込んできたのです。

店舗の設計 現場管理の日々

ついに本格的に工務店の社員としての仕事が出来るようになり、うどん屋さんの開店を希望しているお施主さん、事務所に来て社長と僕の3人で打ち合わせをして後日現場調査と厨房機器屋さんとの打ち合わせ。

たくさん写真を撮り寸法を測り開店希望日に合わせた大まかな工程、使用する厨房機器の配置や客席の配置など細かなところまで。

事務所に戻り議事録を作成や図面の作成、何回かのやり取りをしたり下請業者の方たちに図面を送って見積もりをとったり、さらに充実した日々になっていきました。

工事の金額や工程も決まりいよいよ2019年2月から工事着工、週3くらいは午前が現場管理で午後が事務所で図面や書類の作成、夜はだいたい8時か9時くらいまで仕事、それでもしんどいと思う事はなくなんとかいい店が出来るように頑張っていたと思います。

ところがある日うどん屋さんの現場から別の現場へ車で向かう途中に事故を起こしてしまいました。
幸い大きな事故ではなかったのでお互い怪我もなくその場は別れましたが、そこから歯車がだんだんと狂っていきました。

特性に気付くまで

ここまで読んで頂いてありがとうございました。

特性に気づくまで書こうと思いましたが、次回の記事にします。

 

じょにお

【主夫への道のり】設計事務所勤務から主夫へ その3

 

製図試験

週2回の仕事・試験勉強を両立させながらの生活がいいリハビリになったのか、思っていたよりも早く回復している感覚があって積極的に外出もし、少しずつ睡眠薬精神安定剤の量も減ってきて夜もしっかり寝られるようになってきた。

でも辞めた職場が家から徒歩15分くらいのところにあり、保育園の送迎時は近くを通るのでその時は急いでその場を離れるようにしていました。

幸いなことに誰とも出会わずに済んだのでしんどくなることはなかったです。

そんな毎日を過ごし試験日がやってきてました。

会場へ行き席に座り道具を用意していると、突然胸が締め付けられるようにプレッシャーが!

急いで学校の担当者に電話をして状況を説明したらだんだん落ち着いてきて平常心を保てるようになり、開始前には周りも見られる余裕が出てきて無事試験を受けることが出来ました。

4時間半の試験も無事終わりまずは妻へ連絡、次に学校の担当者に連絡をして無事図面を書き上げた事、ホッとした事や感謝の気持ちを伝え仲間と図面の出来栄えについていろいろ話をしながら一旦学校へ報告に。

学校の先生に復元図面を持っていって採点をしてもらわないといけないので、家で再度図面を書き後日持って行ったらなんとか合格しているんではないかなと、2ヶ月後の合格発表まで徳を積んでください・・・といわれ、その年の学習は終了しドキドキの2ヶ月を過ごすことになるのです。

正社員そして合格発表

試験が終わると週2回の仕事が自然と月曜日から金曜日の週5回に変わり、仕事について所長からどうるすのかと言われましたが、自分の中ではまだ決めきれておらず返事を待ってもらう事にしました。

妻の意見は以前と同じ建築業界であり徒歩1分の近所って事もあり反対していましたが、図面を書くのが楽しかったのと失踪後に仕事の事で助けてもらったのもあったり、所長が面倒を見たるって言ってくれていたのでそのまま正社員として働きたいと伝えると、妻は納得をしてくれて12月から正社員として働くことになったのです。

正社員として働いて数日後、ついに合格発表に日がやってきました。

その日は子どもの送迎をした後に、妻の仕事場の駐車場に車を置き歩いて家へ戻ってから出社の日だったのですが、それはそれは酷いプレッシャーが襲ってきて何度もえずきながらの道中でした。

そんな状態で仕事場へ行ったものの気になりすぎて仕事が手につかない状態、いよいよ時間がきてホームページで発表される合格者をみんなで(みんなと言っても4人でしたが)探しはじめました。

一覧をスクロールさせて名前を探していると、目の前にドン!と突然出てきたような感覚で名前を発見!!無事合格していました。

みんなは涙して一緒に喜んでくれて、真っ先に妻に連絡を入れ喜びと感謝の気持ちを伝え、学校にも連絡を入れてたくさんの人たちと喜びを分かち合いました。

その場で「プレゼント」と言われ頂いたのが、名前の上に一級建築士と記載している名刺。

前日に用意していてくれてたらしく、それはもう嬉しくて嬉しくてたまらなかったです。

いよいよこの日から一級建築士としてスタート!

上昇気流からの急下降

ここまで読んで頂いてありがとうございました。

次の話は順調な道からミスがキッカケとなり自分の特性を知り主夫となるまでについて書きたいと思います。

 

じょにお